第3章 モデル事業 3.事例


(5)エル・ネット「オープンカレッジ」モデル事業 『しずおか連携講座』実施報告
「しずおか連携講座」実施委員会
(静岡大学生涯学習教育研究センター)

1.趣 旨
   エル・ネット「オープンカレッジ」において受講者がより一層参加意識を高め、学習効果を向上させる講義形態を開発するため、地方VSAT局間を結んでエル・ネットのもつ双方向性を活かした講座を企画・実施した。
 
2.計画および実施の経緯
(1)モデル事業実施計画の策定
   本モデル事業を企画した静岡大学は、エル・ネットの学習への可能性を探るため、実技・実習をともない、かつ地域性を活かした講座として、従来から公開セミナーを実施してきた「やきもの考古学」をテーマに選んだ。また従来エル・ネットに関しては受信に偏っていた静岡地域からの情報発信を目指し、静岡県総合教育センター(VSAT局)、静岡県教育委員会生涯学習企画課(同施設所管部局)、同社会教育課(オープンカレッジ担当部局)と連携しながら、他地域の地方VSAT局とライブで結んだ講座とすることとした。
 地方VSAT局として香川県教育センターと結んで講座を実施することとし、香川県教育委員会生涯学習課・久保博紀主任指導主事と連絡を取り合いながら、講義および実習(発掘陶器の復元作業)の収録・配信をした後、遠隔会場でも公開セミナーで使用したものと同じ復元材料を用いた実習を行い、ライブによる質疑応答を行うこととした。
   
2)エル・ネット「オープンカレッジ」のリクエスト講座プログラムの活用
  平成14年8月から実施委員会において、実施講座に関する広聴を行い、静岡県内のエル・ネット対応施設について聞き取りを行った。結果はグラフに見るように、オープンカレッジWebサイトに対応施設としてリストアップされていながら、地域の受講希望者に対応できるのは27施設中16施設(59%)に過ぎないことが明らかになった。未対応の理由としては、職員研修用、視聴スペースがない、対応するためのスタッフがいない、子ども放送局専用などの回答があった。
こうした結果から本事業ではエル・ネット自体の広報を行う必要を感じ、連携講座を行う香川県教育センター・静岡県総合教育センターだけでなく、県内東・中・西部の各会場の協力を要請し、広く参加者を募ることとした。
県内向けの広報は、センターWebサイトや公開講座リピーター向けにパンフレット(資料1)と本講座が一面で取り上げられたニュース(資料2:これは県内向け広報にも大変役立った)のコピー等を同封した約300通のダイレクト・メールにより行い、新聞でも取り上げられた(資料3)。
これらの広報活動と対応施設の協力により静岡県内4会場での開講が決定、また香川県教育委員会生涯学習課の事業推進により香川県教育センターでの開講が準備され、表1に見るようなオープンカレッジの開講体制ができあがった。開講後、実施委員会に問い合わせなどがあった2施設も加え、1回目29名、2回目40名の受講があった
  表1.「やきもの考古学」受信会場・受講者数
  施設名称 第1回
(2/8)
第1回アンケート
回答数
第2回
(2/22)
第2回アンケート
回答数
備考
1 修善寺町中央公民館 6 4 1 1 静岡指定会場
2 静岡県立中央図書館 11 9 7 6 静岡指定会場
3 静岡県総合教育センター 3 3 5 (*3) 0 静岡会場(*ライブの参加者)
4 雄踏町文化センター 5 5 6 6 静岡指定会場
5 掛川市立図書館 1 1 - -  
6 浜北市生涯学習センター 3 - 3 -  
7 香川県教育センター - 18 18 香川会場(T・Uを22日に実施)
         計  29 22(回収率76%) 40 31(回収率76%)  
 
(3)実施スケジュール等
   今回の事業では、VSAT局間のライブによる双方向質疑だけでなく、大学独自収録、静岡VSAT局からの独自配信という主催地域の施設・設備を活かした事業が盛り込まれた。
 平成15年1月〜2月にかけて公開セミナー「やきもの考古学〜須恵器・中世陶器の復元と初歩のやきものづくり」(全5回 1/26、2/1、2/2、2/9、2/16)が柴垣勇夫教授を中心に行われ、連携講座用としてその前半2回分を大学独自収録することとなった。
 独自収録事業のために学長裁量経費を申請し、移動式エル・ネット受信装置とDVCPROビデオカメラを購入した。また、編集作業のためDVCPRO対応編集スタジオを持つ常葉学園大学の協力を得ることとし、同大学教官に運営委員として参加を要請した。

<収録および放送スケジュール>
・1月26日(日)「やきもの考古学T」収録
・2月1日(土)「やきもの考古学U」収録(3〜6日にも補助収録)
・2月7日(金)15:00〜18:00 静岡県総合教育センターにて送出準備・リハーサル
・2月8日(土)15:00〜16:50「やきもの考古学T」を静岡VSAT局より配信
・2月21日(金)17:00〜18:00 静岡−香川間双方向ライブのリハーサル
・2月22日(土)15:00〜16:50「やきもの考古学U」を静岡VSAT局より配信した後、
香川VSAT局と結んでリアルタイムで講師−受講者間の質疑応答を実施。
※香川会場では、22日一日で行うこととし、以下のようなスケジュールで実施した。
13:10〜14:20「日本陶磁史概説」(2月8日配信映像を視聴しての学習)
  音声が聞き取りにくかったため(財)香川県埋蔵文化財調査センターの専門職員に適宜ワンポイント解説を加えてもらい進行。(そのため講義前半部のみで終了)
14:30〜16:00「陶片からの復元実習」
  同センター・松本和彦主任技師、長井博志主任技師、西岡達哉専門員の説明により復元実習。15:00からはエル・ネット配信映像を実習と平行して視聴し学習を進めた。
16:03〜16:50「ライブによる質疑応答」
  講師と受講者との質疑応答の他、松本主任技師により香川県の出土陶器に関する報告もなされた。
 
最後に、各会場での講座終了後アンケート調査を実施した(アンケート結果参照)。
   
3.事業の成果と今後の課題
(1)モデル事業実施の成果
   エル・ネットを用い、遠隔地間で実技・実習をともなう講座が実施する可能性が確認できたこと。
エル・ネット「オープンカレッジ」がますます活性化するためには、講義形態の講座だけでなく、実技・実習をともなう講座も提供される必要があるが、今回はその可能性と課題を確認することができた。双方向ライブの放送を見ても送出画像自体の品質は素晴らしく、陶器片の修復作業の映像を遠隔地間でやりとりするメディアとしては、テレビ会議システム、インターネット・ライブ、SCSなどの他メディアに対して大きなアドバンテージをもっていると実感した。ただ、こうした可能性を活かすためには、人材・機器・経験などで十分な余力を持つことが必要である。今回は静岡会場における関係者の協力、協議会からのサポート、香川会場における熱心な取り組み(専門家による補助講師等)があって、ようやく実施できたというのが実感である。
 大学独自収録・地方VSAT局独自配信・地方VSAT局間の双方向ライブなど地域のエル・ネット施設を最大限に活用した講座が実施できたこと。
 エル・ネット関連施設・機関における「オープンカレッジ」への認知度、意識を高めることができたこと。
 今回のモデル事業実施で実感したことは、エル・ネットのもつ大きな可能性がまだまだ開かれていないということだった。このことは、大学、受信施設、VSAT局、エル・ネット所管部局に等しく言えることで、エル・ネット送信・受信設備の導入が、地域住民の学習につなげているのかを厳しくチェックする必要がある。端緒的なものではあるが、本事業はこの点について幾分なりとも貢献できたと考える。
   
(2)モデル事業実施にともなう問題点
   本事業の基礎段階となる大学独自収録事業について様々な課題を残したこと。
 特に1月26日収録2月8日配信分では音声、映像とも十分な水準に達していなかった。独自収録のためには何よりも経験と時間、種々の準備が必要であると痛感させられた。2回目についてはその反省を踏まえ、実習場面の収録の後、音声をアフレコにより入れ直し、公開セミナー以外の場面の収録を数回にわたって行った。また、協議会からのサポートもあり提出ビデオテープの音声レベルの再調整を専門家にやっていただいた。アンケート結果を見ても、第2回放送分は第1回に比べ質を向上させることができた。
 いずれにしても日程的に難しい場合、当初の計画にこだわらず収録日程を前倒しするなど柔軟に対応することが必要である。映像・放送関連のサークル学生、関連領域の学科などをもつ近隣の大学・専門学校等との連携組織を作っておくことも有用であろう。
 連携講座ライブ会場と一般視聴会場との格差
 今回の連携講座では静岡会場と香川会場をライブで結んだだけでなく、公開セミナーで使用された同じ教材(陶器片、復元材料)が香川会場にも送られた。通常、モデル会場と一般視聴会場との違いはライブによる双方向質疑が可能かどうかであり教材自体は同じだが、今回は教材レベルからまったく違うということになる。アンケート結果や受講者からのメールを見ても、実際の出土品によって復元作業ができたということで好評であったが、他会場の受講者にとってはどうだったか、後続のオープンカレッジの"モデル"として継承可能かどうかという点では若干の疑問が残る。また陶器片とはいえ文化財であるため、できれば配送は避けたいところである。
 これらを考慮すると、両会場にそれぞれ専門家がいる場合には、各地域の教材をそれぞれ用いて講座を進めるという方法が考えられる。実際今回も講師と受講者との質疑にとどまらず、補助講師による香川県における出土陶器の報告も織り込まれ共同研究会の趣があった。講師と補助講師に面識があったことも偶然わかり、事前に連絡を取り合えればより効果的なコラボレーションが可能だったかもしれない。こうした状況になれば、一般視聴会場の受講者にとってもより一層意義ある講座となると思われる。 また、香川会場受講者からのメールの中で提案されたことであるが、復元用の模型教材を作成しセットで各地に送るという選択肢も考えられる。その場合には製作物を持って帰ることもできるし、貴重な資料の安全性のためにも教材開発を検討すべきであろう。
 一般視聴会場の補助スタッフの問題 エル・ネット「オープンカレッジ」の場合、各受信会場に生身の講師がいるわけではなく、受講者にとっては視聴会場でどのようなサポートがされるかが重要になってくる。今回一部の指定会場にしか視聴コーディネーターを配置することができず、受講者に有効なサポートをすることができなかった。人数が少なく業務が多い施設職員に過分な負担をかけることも難しいとすれば、エル・ネット受信施設を舞台に活動する講師補助・受講補助者のボランティアを育成するということが検討されてよい。企画会議に参加した受講者代表からもこのことの重要性の指摘があった。オープンカレッジ有料化に関する検討もされているが、こうした講師補助ボランティアには有料化後も受講の便宜をはかったり、エコマネーを導入したりという方策も考えられるだろう。
 
  (3)アンケート結果から
   実施されたアンケート結果をいくつかの論点にしぼり概観しておく。
 受講理由
 受講理由は、「テーマに興味あり」が両会場とも圧倒的で、次いで香川では「実技・実習があるから」、静岡では「衛星利用の新スタイル」「大学講座が近くで受講可」が多い。
 放送内容について
 映像・音声・内容とも第1回より第2回の方が良い評価を得た。これについては、収録・編集・調整に時間をかけられたこと、講義中心から実習中心になったこと、ライブによる質疑応答が取り入れられたことなど複合的な理由が考えられる。
 eラーニングステージについて
 これについてはまだ認知度が低いが、両会場とも興味のある受講者が多かった。
 有料制について
 有料でも受講したいと答えた受講者は、ライブによる質疑があり出土品の教材が用意された香川会場では3分の2を超えた。ただ、受講料は1000円以内がほとんどであった。
 受講したいと答えた人の希望するサービスは、「より充実したテキスト」が多く、「質疑応答の機会」「有名講師による講義」が続く。有料なら受講したくないと答えた人も、「大学の正規の単位」「資格取得」の付加サービスがある場合は受講したいと答え、「より充実したテキスト」の場合を上回っている。
 他項目および詳細については、添付資料のアンケート結果を参照してほしい。
 
資料1.広報用パンフレット
 




資料4.静岡新聞
(平成15年2月23日付)


エルネット・オープンカレッジ
「やきもの考古学」アンケート結果
[以下( )内の数値は%]
 
0】あなたは前回の「やきもの考古学T」を受講されましたか。
ア.受講した 8 (25.8) イ.受講していない 5 (16.1 ) ※香川会場は同日受講 18(58.1)
 
1】今日はどの会場で受講されましたか。
 
 
静岡T(2/8) 
静岡U(2/22) 
香川(T・U2/22)
ア.修善寺町中央公民館
4 (18.2)
1 ( 7.7)
イ.静岡県立中央図書館
9 (40.9)
6 (46.2)
ウ.静岡県総合教育センター
3 (13.6)
0 ( 0)
エ.雄踏町文化センター
5 (22.7)
6 (46.2)
オ.掛川市中央図書館
1 ( 4.5)
0 ( 0)
カ.香川県教育センター
18
22
13
18
 
2】性別をお答え下さい。
 
静岡T
ア.男10(45.5)
イ.女 12(54.5)
静岡U
7(53.8)
6(46.2)
香川
8(44.4)
9(50.0)
25(48.1)
27(52.9)
   
3】あなたは現在何才ですか。
 
 
静岡T
静岡U
香川
全体
各会場の平均年齢
59.2
57.3
50.9
55.9
   
4】どちらからお出でになりましたか。
  [       ]市/町/村
   
5】このオープンカレッジをどのようにしてお知りになりましたか。(あてはまるものにいくつでも○をつけてください。)
 
 
静岡T
静岡U
香川
全体
ア.ダイレクトメール
(68.2)
(61.5)
( 5.6)
(45.3)
イ.新聞・テレビなど
( 9.1)
( 0)
(22.2)
(11.3)
ウ.インターネット
( 9.1)
( 7.7)
( 0)
( 5.7)
エ.知り合いの方から
(18.2)
(23.1)
(11.1)
(17.0)
オ.その他(パンフレット、県広報、図書館など)
( 9.1)
( 7.7)
(50.0)
(22.6)
   
6】なぜこの講座を受講しようと思いましたか。 (あてはまるものにいくつでも○をつけてください。)
 
 
静岡T
静岡U
香川
全体
ア.テーマに興味があったから
(72.7)
(69.2)
(94.4)
(79.2)
イ.実技・実習場面のある講座だから
( 0)
( 7.7)
(38.9)
(15.1)
ウ.大学公開講座を近くで受講することが少ないから
(27.3)
(30.8)
( 5.6)
(20.8)
エ.衛星を利用した新しいスタイルだから
(31.8)
(23.1)
( 5.6)
(20.8)
オ.インターネットと連動した講座だから
(18.2)
( 0)
( 5.6)
( 9.4)
カ.その他(県広報があった         )
( 9.1)
( 0)
( 5.6)
( 5.7)
   
7】講座の開催曜日・時間・時間帯について
  1)開催曜日はいつがよいですか。
 
静岡T
静岡U
香川
全体
ア.月〜金の平日
(22.7)
(38.5)
(38.9)
(32.1)
イ.土あるいは日
(63.6)
(61.5)
(50.0)
(58.5)
   
  2)開催時間帯はいつがよいですか。
 
静岡T
静岡U
香川
全体
ア.午前
(18.2)
(23.1)
(22.3)
(20.8)
イ.午後
(59.1)
(69.2)
(66.7)
(64.2)
ウ.夜間
( 4.5)
( 7.7)
( 5.6)
( 5.7)
   
  3)今回のテーマの場合、授業時間はどれくらいがいいですか
 
静岡T
静岡U
香川
全体
ア.1時間未満
( 9.1)
( 0)
( 0)
( 3.8)
イ.1時間から2時間
(86.4)
(100 )
(38.9)
(73.6)
ウ.2時間以上
( 4.5)
( 0)
(55.6)
(20.8)
   
8】次回に受けるとしたらどんなテーマ・内容のものがよいですか。
  (考古・歴史に関するもの9、やきものシリーズ 4、教育問題、心理、美術、医療、世界情勢)
(実習もの3)
   
9】放送についてはいかがでしたか。
  1)映像について
 
静岡T
静岡U
香川
全体
ア.よい
( 4.5)
(23.1)
( 5.6)
( 9.4)
イ.普通
(31.8)
(23.1)
(22.2)
(26.4)
ウ.工夫が必要
(45.5)
(53.8)
(55.6)
(50.9)
   
  2)音声について
 
静岡T
静岡U
香川
全体
ア.よい
( 4.5)
(30.8)
( 5.6)
( 9.4)
イ.普通
(30.8)
(53.8)
( 0)
(11.3)
ウ.工夫が必要
(63.6)
(15.4)
(83.3)
(58.5)
   
10】エルネットを使った大学公開講座は、通常の公開講座・講演会などと比べていかがですか。
(あてはまるものにいくつでも○をつけてください。)
 
 
静岡T
静岡U
香川
全体
ア.大学公開講座が近所で受講できてよい
(45.5)
(61.5)
(55.6)
(52.8)
イ.講師の話が直接聞きたいので物足りない
(45.5)
(53.8)
(27.8)
(41.5)
ウ.質疑応答がしにくいので不満が残る
(18.2)
(30.8)
( 5.6)
(17.0)
エ.全国に流れる公開講座が受講できるのでよい
(40.9)
(38.5)
(27.8)
(35.8)
オ.その他(実技等とあわせてもらえると嬉しい)
( 4.5)
( 0)
( 5.6)
( 3.8)
   
11】エルネットを使った大学公開講座は、教育テレビなどの放送番組と比べていかがですか。
(あてはまるものにいくつでも○をつけてください。)
 
 
静岡T
静岡U
香川
全体
ア.公民館・図書館などで他の受講生と一緒に受講できてよい
(54.5)
(38.5)
(50.0)
(49.1)
イ.FAXや電子メールなどで質問ができるのでよい
( 9.1)
(30.8)
(11.1)
(15.1)
ウ.教育テレビの番組ほど洗練されていないので不満
(36.4)
(30.8)
(22.2)
(30.2)
エ.その他(テキストがあってよい、参加型でよい、自宅で受けたい)
( 9.1)
( 7.7)
(11.1)
( 9.4)
   
12】受講してみて質問があるとき、どういった方法でできればよいと思いますか。
(あてはまるものにいくつでも○をつけてください。)
 
 
静岡T
静岡U
香川
全体
ア.FAX
(40.9)
(15.4)
(27.8)
(30.2)
イ.電子メール・電子掲示板
( 9.1)
(23.1)
(38.9)
(22.6)
ウ.生放送で講師のいる場所とやりとりをする
(50.0)
(61.5)
(33.3)
(47.2)
エ.その他(手紙、電話   )
( 4.5)
( 0 )
(11.1)
(5.7)
   
13】今回の講座は「eラーニングステージ」という自習プログラムに参加し、受講前にインターネット上で予告編を見たり説明を聞いたり予習をしたりできます。
  1)これについてはご存じでしたか。
 
静岡T
静岡U
香川
全体
ア.知っていた
(31.8)
(30.8)
( 0)
(20.8)
イ.知らなかった
(54.5)
(69.2)
(83.3)
(67.9)
   
  2)利用しようと思いますか。
 
静岡T
静岡U
香川
全体
ア.興味がある
(54.5)
(69.2)
(61.1)
(60.4)
イ.興味がない
( 0)
(15.4)
(11.1)
( 7.5)
   
14】今回の講座の感想をお聞かせください。
 
音声不良で折角の講座が惜しい/内容はよいが映像・音声の工夫が必要/細部をよく見たかった/ 楽しかった/実習とライブがありよかった/作業時間をもっと/埋文センターの方の力が大きかった/ エルネットをやったのか?文化財センターの人に教わったのか?/土地のものがあればよかった/カラ ー映像だと良かった/テストケース/作陶家として歴史を知らなかったことを反省/参考になった/予 習できればよかった/出土品の復元過程がわかった/初めての経験/カメラの前だとうまく話せない
   
15】今回のような機会があったら、また参加したいと思いますか。
 
 
静岡T
静岡U
香川
全体
ア.参加したいと思う
(77.3)
(76.9)
(88.9)
(81.1)
イ.思わない
( 0)
( 7.7)
( 0)
( 1.9)
ウ.その他 (内容・場所による/種目・段階によっては)
(13.6)
(15.4)
( 0)
( 9.4)
   
 
ご協力ありがとうございました。
   
   
[追加アンケート・2回目のみ]
エル・ネットオープンカレッジ アンケートII
   
Q1 「放送番組」の進み方はあなたにとって速かったと思いますか、遅かったと思いますか?
 
 
静岡U
香川
全体
1 遅かった
( 0)
( 0)
( 0)
2 どちからというと遅かった
( 0)
( 5.6)
( 3.2)
3 適当だった
(92.3)
(88.9)
(90.3)
4 どちらかというと速かった
( 0)
( 0)
( 0)
5 速かった
( 0)
( 0)
( 0)
   
Q2 放送された内容で聞き逃したと思う箇所はありましたか? 静岡U  香川  全体
 
 
静岡U
香川
全体
1 まったくなかった
(38.5)
(11.1)
(22.6)
2 少しあった
(46.2)
(38.9)
(41.9)
3 かなりあった
( 7.7)
(33.3)
(22.6)
   
Q3 放送された内容で再視聴したい箇所はありますか?
 
 
静岡U
香川
全体
1 まったくない
(23.1)
( 0 )
( 9.7)
2 少しある
(53.8)
(72.2)
(64.5)
3 かなりある
( 0 )
(22.2)
(12.9)
   
Q4 放送で使われた各種演出(字幕やパネル、取材映像)は、講義内容に合っていましたか?
 
 
静岡U
香川
全体
1 まったく合っていない
( 7.7)
( 0 )
( 3.2)
2 どちらかというと合っていない
( 7.7)
(44.4)
(29.0)
3 どちらでもない
(15.4)
( 5.6)
( 9.7)
4 どちらかというと合っている
(15.4)
( 5.6)
(29.0)
5 よく合っていた。
( 7.2)
(22.2)
(16.1)
   
Q5 放送中に登場した講師や出演者の話し方について、どのように感じましたか?
  (話し方)
 
静岡U
香川
全体
1 聞き取り難かった。
( 7.7)
(44.4)
(29.0)
2 どちらかというと聞き取り難かった
( 7.7)
(38.9)
(25.8)
3 聞き取れた。
(61.5)
( 0 )
(25.8)
4 よく聞き取れた。
(15.4)
( 0 )
( 6.5)
   
  (内容)
 
静岡U
香川
全体
1 わかり難かった。
( 0 )
(38.9)
(22.6)
2 どちらかというとわかり難かった
(30.8)
(11.1)
(19.4)
3 わかり易かった
(46.2)
(33.3)
(38.7)
   
Q6 画面が単調だと感じましたか
 
 
静岡U
香川
全体
1 まったく感じなかった
(30.8)
(27.8)
(29.0)
2 少し感じた
(53.8)
(50.0)
(51.6)
3 単調だった
( 7.7)
(16.7)
(12.9)
   
Q7 日ごろ、教養・教育番組(テレビ)をどれくらいみていますか? 印象でお答えください。
 
 
静岡U
香川
全体
1 まったく見ない
( 7.7)
( 0 )
( 3.2)
2 時々見る
(53.8)
(50.0)
(51.6)
3 よく見る
(15.4)
(38.9)
(29.0)
4 連続してみている番組がある 。
(15.4)
( 0 )
( 9.7)
   
Q8 「視聴された放送番組」について、良かった点や改善点など気づいたことがありましたら、以下の欄にお書きください。
   8-1 良かった点
 (香川)参考になる資料が多い/生の講義はよかった/先生にライブ質問ができたこと/実際にでたものにふれたこと/前向きで面白い取り組みだと思う/放送が聞き取り難かったのを柔軟に対応してもらって実技に切り替えたところ
 (静岡)他の参加者に実習させたのでわかりやすかった/授業内容についてはよかった/中継を結び質疑応答の時間をとったところ/知らない部分を明確にできる
 8-2 改善点
 (香川)音声が悪かった・聞き取りにくかった(同様意見多数)/映像・音声とも一工夫が必要(同様意見多数)/内容をわかりやすくする工夫が必要、講義内容を理解させるという視点で番組作りを/全体的に番組の作り方がまずい/もっと映像によって学べるはず
 (静岡)作業の様子をズームアップしてほしかった/テキスト内容の充実/カラー映像の方がよい
 8-3 その他
(香川)できれば連続シリーズが望ましい/放送大学とは違うのか?/色々なジャンルに展開していけばと思う/誰もが身近なところで学ぶためのものだと思う。人数が少ない。
(静岡)もう少し大画面が良い/実習者を1,2名にして復元に時間をかけてほしい/Q&Aは不必要
   
Q9 本日の講座のような,衛星通信を利用した遠隔講座について,受講に際して受講料をが必要だとしたら,受講したいと思いますか。
 
 
静岡U
香川
全体
1 受講したいと思う。
(53.8)
(66.7)
(61.3)
2 受講したいと思わない。
(15.4)
(22.2)
(19.4)
   
(1と回答した場合)
  1−1 受講料は1回(100分程度の講義)あたり,いくらぐらいが妥当と思われますか。
a.500円以下
b.1,000円
c.1,500円
d.2,000円
e.2,500円
f.3,000円以上
( 12.5 )
( 31.3 )
( 3.1 )
( 6.3 )
( 0 )
( 0 )
   
  1−2 どのようなサービスを希望しますか。
 
静岡U
香川
全体
a.著名人の講師による講義が提供される。
(30.8)
(27.8)
(29.0)
b.講師との質疑応答の機会が確保される。
(23.1)
(33.3)
(29.0)
c.より充実したテキストが提供される。
(46.2)
(44.4)
(45.2)
d.修了証の発行や生涯学習単位の認定が行われる。
(15.4)
(11.1)
(12.9)
e.資格を取得する際に利用できる。
(15.4)
( 0 )
( 6.5)
f.大学の正規の単位が趣得できる。
( 7.7)
(22.2)
(16.1)
g.その他
・各会場ごとに中継を結び、質疑応答の時間がもたれる
・聞いただけでは身につかないので実技を付け加えてもらいたい
(15.4)
( 0 )
( 6.5)
   
(2と回答した場合)
  2−1 どのようなサービスが付加されれば,受講料を支払っても良いと思いますか。
 
静岡U
香川
全体
a.著名人の講師による講義が提供される。
(30.8)
(27.8)
(29.0)
b.講師との質疑応答の機会が確保される。
(23.1)
(33.3)
(29.0)
c.より充実したテキストが提供される。
(46.2)
(44.4)
(45.2)
d.修了証の発行や生涯学習単位の認定が行われる。
(15.4)
(11.1)
(12.9)
e.資格を取得する際に利用できる。
(15.4)
( 0 )
( 6.5)
f.大学の正規の単位が趣得できる。
( 7.7)
(22.2)
(16.1)
g.その他
(15.4)
( 0 )
( 6.5)
   
  2−2 上記のようなサービスが付加された場合,受講料は1回(100分程度の講義)あたり,いくらぐらいが妥当と思われますか。
 
a.500円以下
b.1,000円
c.1,500円
d.2,000円
e.2,500円
f.3,000円以上
( 3.1 )
( 18.8 )
( 6.3 )
( 3.1 )
( 3.1 )
( 0)
   
 
以上で終わりです。長時間、ご協力ありがとうございました。