第2章 平成14年度エル・ネット「オープンカレッジ」実施状況

4.講義の形態と単位認定等について
  (1)創価大学『21世紀と「心」の教育』
  「心の世紀と心理学T」
「心の世紀と心理学U」
「日米の少年院における矯正教育」

 今年度、創価大学では、通信教育生に限り、上記3講義を含めた10講義とレポートによって、通信教育部共通科目の新科目「総合科目(学問と人生)」の2単位が取得できるようにした。
 受講希望者は、創価大学通信教育部へ葉書、または電話で申し込みをする。大学側は、折り返しテキストを受講者へ郵送した。受講会場については、大学側が受信施設と個別に交渉し、全国8か所の受講会場を準備した。もちろん、他の受信会場で視聴しても、それを大学へ登録すれば単位認定をしてもらうことができる。大学側が準備した8会場だけでも、112名の参加があった。
 エル・ネット「オープンカレッジ」の講座を大学の単位認定につなげている事例の1つとなっている。

受講会場
北海道立生涯学習かでる2・7
宮城県図書館生涯学習室
石川県立図書館
神奈川県立図書館
名古屋市千種生涯学習センター(ロビー)
和歌山県立田辺市民総合センター 2F(子供センター)
大阪市立城北市民学習センター(研修・ロビー)
福岡県立社会教育総合センター(第4研修室)

  (2)宮崎大学・島根大学『日本文化の源流を探る−日向と出雲の神話と芸能』
  「日向の神楽・芸能にみられる日本文化」
「日本文化の源流を探る(パネルディスカッション)」

 上記講義については、放送大学宮崎学習センターの面接授業の一部と合同で実施された。放送大学の講義は「地域文化論」(15時間:1単位)、講師は山口保明氏(宮崎県立看護大学教授)で、エル・ネット「オープンカレッジ」本講座の講師でもある。期日は2月15日、宮崎市教育情報研修センターでの双方向ライブ講義において実施。受講者は35名であった。